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作成日:2024年6月21日

自動車の任意保険とは?自賠責保険との違いや加入する際のポイントについても解説!

万が一事故が起こった場合、自賠責保険でカバーしきれない補償は、任意保険に加入していればカバーできます。自動車の任意保険に加入する際は、補償内容や保険会社選びが大きなポイントとなりますが、詳しい内容が分からずお困りの方もいるでしょう。

そこで本記事では、自動車の任意保険の概要や自賠責保険との違い、補償内容、加入する際のポイントなどを紹介します。

自動車の任意保険とは?

自動車保険の等級が上がる条件

自動車の任意保険とは、加入するかどうかを自分自身で決める(任意)ことができる保険のことです。任意である以上強制的に加入する保険ではありませんが、万が一の事故に備えて加入しておきたい保険です。

ここでは、自動車の任意保険について以下の内容で解説します。

  • ・加入が重要な理由
  • ・加入方法
  • ・等級制度と保険料の決まり方

加入が重要な理由

自動車の任意保険への加入は、運転者自身の判断に委ねられています。しかし、義務化されていて強制的に加入する自賠責保険だけでは、万が一事故が起こってしまった場合に補償をカバーしきれないことがほとんどです。カバーしきれない補償は、任意保険に加入することで不足分を補うのが一般的です。

任意保険に加入していない状態で事故が起こった場合、自賠責保険でカバーできない部分は全て自己負担となります。自賠責保険でカバーできるのは、傷害による損害に対して120万円までです。この中には治療費や休業補償なども含まれます。また、死亡による傷害に対しては3,000万円が支払い限度額で、後遺症傷害でも最高で4,000万円までしか出ません。

任意保険に加入していなければ、限度額を超えた分の支払いを全て自己負担で行うことになります。例えば、事故の相手側のけがが毎日通院の必要があったり長期入院となったりした場合には、自賠責保険の限度額を大きく超える支払い分が自己負担となって重くのしかかってきます。

任意保険に加入していれば、万が一事故が起きても全額自己負担なしで補償することも可能です。任意とはいえ、車を運転するなら加入しておいた方がよいでしょう。

加入方法

任意保険に加入する方法は、主に以下のとおりです。

  • ・ダイレクト型の加入
  • ・代理店での加入
  • ・自動車ディーラーや販売店での加入

ダイレクト型の加入とは、保険会社などに直接インターネットや電話などで申し込み、加入する方法です。24時間いつでも申し込めることや、自分が納得できるプラン・保険会社を選んで加入できることなどがメリットとして挙げられます。ただし、自分で保険会社やプランを選ぶ必要があるため、忙しい方や初心者には、ややハードルの高い加入方法です。

代理店での加入は、直接保険のプロにアドバイスを受けながら保険を選べます。保険代理店のアドバイザーと一緒に内容を決められる上、手続きも任せられるので、初めて任意保険に入る場合でも安心です。ただし、代理店に足を運ぶのが面倒に思う方にとっては、代理店のある店舗まで直接出向くことがデメリットに感じる方もいるでしょう。

また自動車ディーラーや自動車販売店などで加入するメリットは、自動車の購入と同時に加入の手続きができるところです。ディーラーや販売店に全て任せられるので、保険会社選びや手続きの手間が少なくて済みます。デメリットとしては、ディーラーや販売店で取り扱う保険会社に限定されるところです。

等級制度と保険料の決まり方

自動車の任意保険は、等級制度によって保険料が変化する仕組みになっています。保険会社ではノンフリート等級制度を採用し、過去の保険使用事故の実績によって1〜20等級を設定して保険料を決定します。なお、ノンフリート等級とは、他車と契約している分を含めて所有台数9台以下の場合に適応される等級制度のことです。

ノンフリート等級制度では、加入後に保険を使用して補償を利用すれば保険料が高くなり、加入後に保険の補償を利用しなければ保険料が安くなります。1年間無事故の場合、翌年より等級が1段階アップする仕組みです。初めて任意保険に加入する場合は一般的に6等級からのスタートとなり、20等級が最大割引、1等級が最大割増です。

保険会社を変更する場合は、基本的に現在の等級をそのまま他社へ引き継げます。ただし、保険会社や保険の種類、契約期間満期後の経過期間によっては、等級が引き継がれない場合もあるので保険会社に確認しましょう。

自賠責保険と任意保険の違い

自賠責保険と任意保険の主な違いは、加入の義務と補償対象です。それぞれについて詳しく解説します。

加入の義務

自賠責保険は義務化されており、加入なしに車の運転はできません。万が一加入していなければ、自動車損害賠償保障法により1年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。自賠責保険の証明書未所持でも30万円以下の罰金です。罰則は、事故を起こす・起こさないに関わらず科せられます。

一方、任意保険は、その名のとおり加入するかどうかは任意です。無加入で運転した場合、法律による罰則などはありません。ただし、自賠責保険で不足する補償をカバーするためには、任意保険への加入が重要です。任意保険の加入率は、2022年3月末時点で全国平均で75%を超えています。

車を運転する方は、自賠責保険への加入だけではなく、万が一に備えた任意保険への加入がおすすめです。

補償対象

次に、自賠責保険と任意保険の補償対象の違いについて解説します。補償対象としては、以下の表のとおりです。

補償対象 自賠責保険 任意保険
相手方(死亡・けが)
相手方(車・物)
自分(死亡・けが)
自分(車・物)

先述したように、自賠責保険のみの加入では、相手側の死亡やけがに対する補償のみが対象です。自賠責保険の死亡やけがなどの補償は、限定的なもので不足分は自己負担となります。

任意保険の場合、相手側に対しては死亡やけがだけではなく車や物への補償も対象となります。さらに、保険会社や保険の種類によっても変わりますが、基本的に自分に対する死亡やけが、車、物などの補償も対象範囲です。

相手側への補償については、対人無制限補償が備えとしては安心でしょう。その他の対物や自分への補償については、保険の種類や保険金額によって設定が可能です。

自動車の任意保険の補償内容

自動車の任意保険の補償内容

ここでは、任意保険の補償内容について解説します。

  • ・対象相手に対する補償
  • ・搭乗者に対する補償
  • ・車に対する補償

対象相手に対する補償

事故が起こった場合、相手側への補償として「対人賠償保険」と「対物賠償保険」があります。

対人賠償保険は、事故相手が死傷してしまった場合の損害賠償や治療にかかった費用を補償する保険です。対人賠償保険は、自賠責保険の限度額を超える分の補償となります。補償設定額は、億を超える賠償請求の場合もあるために無制限での契約が一般的です。

また対物賠償保険とは、事故で相手方の車や財物などの損害賠償を補償する保険のことを指します。あくまでも他人への補償のため、自分や配偶者、両親、子の車などの損害に対しては適応されません。

対物賠償保険には、直接損害と間接損害の2種類があります。直接損害は事故などで直接相手の車や財物などへ与えた損害のことで、間接損害は直接損害によって間接的に引き起こされた、利益や給与などの損害のことです。修理が完了するまでの間の利益や給与の補償などが間接損害に該当し、高額な補償が必要な場合もあります。

対物賠償保険は、損害の度合いによっては億単位の賠償になる場合もあるため、無制限での契約がおすすめです。

搭乗者に対する補償

搭乗者に対する補償としては、主に「搭乗者傷害保険」や「人身傷害保険」があります。

搭乗者傷害保険も人身損害保険も、加入している契約者の車に搭乗している人が対象であることは同じです。いずれの保険も過失割合に関係なく保険金が支払われますが、支払われる保険金の補償額の設定方法が異なります。

搭乗者傷害保険は、契約であらかじめ決められた金額に応じて支払われます。例えば、入院日数や障害の程度などです。保険会社ごとに契約の補償額も異なるので、加入する際は事前の確認が必要です。

人身傷害保険の保険金の計算方法は、保険の契約上限金額内で実際の損害額となります。人身傷害保険では、単独事故や当て逃げ、歩行中の事故なども補償の対象となる点も安心です。

車に対する補償

自分の車に対する補償としては、車両保険があります。車両保険に加入すれば、自分の車両が事故に遭った場合の修理費用などが補償対象です。ただし、車両保険には一般型とエコノミー型の2種類があります。

一般型に加入の場合、自損事故や自然災害、当て逃げなど自分の車での損害に対して補償される範囲も広く設定されています。運転に自信がない方や修理費・車の買い替えの資金に不安な方は、一般型への加入が無難です。

一方エコノミー型は、自分の車への補償は同じであるものの、その他の補償は限定されています。他車との接触や自然災害は補償対象ですが、自損事故や当て逃げなどに対しては、保険金が支払われない場合もあります。保険会社によって契約条件も異なるため、確認が必要です。

保険料の設定はエコノミー型が一般型と比較して安価ですが、補償対象や自分の経済状況、自分の車の時価などを考慮して選択しましょう。

任意保険のその他の特約やサービス

任意保険のその他の特約やサービス

任意保険には、相手や搭乗者、車への補償以外にも、特約などで追加できたり付帯していたりするサービスがあります。主なサービスとしては、以下のようなものです。

  • ・弁護士費用特約
  • ・他車運転危険補償特約
  • ・運転者限定特約
  • ・ファミリーバイク特約
  • ・示談交渉サービス
  • ・ロードサービス

それぞれについて解説します。

弁護士費用特約

弁護士費用特約は、事故に遭った際に、弁護士に相談・交渉依頼をする費用や、弁護士への報酬などを保険金として支払うサービスです。示談や訴訟になった際、交渉のプロに事故の交渉を任せられるので安心できます。保険会社やオプションによっては、自動車による事故だけではなくその他の日常生活でも弁護士費用が対象となるサービスもあります。

他車運転危険補償特約

他者の車を運転している際に事故が起こった場合でも、自分の車と同等の補償が受けられるサービスです。本来自動車保険は、人ではなく車にかける保険であり、車にかかっている保険で対応するのが原則となります。ただし、他車運転危険補償特約に加入していれば、他者の車で事故が起こった場合でも、他者の車の保険ではなく自分が加入している保険で対処が可能です。

運転者限定特約

運転者限定特約は、特約名のとおり運転する人を限定して保険料を抑えることが可能になるサービスです。運転者限定の例としては、「自分のみ」「自分と配偶者のみ」などになります。年齢を限定することによって、さらに保険料を抑えることが可能な場合もあります。保険会社によっては、限定の範囲も異なるので確認が必要です。

ファミリーバイク特約

ファミリーバイク特約とは、被保険者や家族が原動機付自転車を運転中に事故に遭った場合の特約です。原動機付自転車を運転していた際、ファミリーバイク特約に加入していれば、万が一相手のけがや物損があっても自分の車での事故と同等の補償を受けられます。また、自分自身や運転中の家族がけがを負ってしまった際の補償も対象となるので、安心できます。

示談交渉サービス

一般的に任意保険には示談交渉サービスが付帯しています。事故が起こった際、基本的には加害者と被害者による交渉で解決しますが、示談交渉サービスでは相手との交渉を保険会社の担当が代理として行ってくれます。保険会社に示談を任せられるため、交渉による労力を軽減できることがメリットです。任意保険に加入した際は、示談交渉サービスが漏れなく付帯しているか確認しておきましょう。

ロードサービス

ロードサービスに加入していると、事故によるけがで運転が難しいときや事故による損傷で車の走行が困難な場合などに、レッカー移動やタイヤ交換などのサービスを受けられます。保険によっては、キー閉じこみやガス欠、バッテリー上がりなど車による事故以外に対応可能な場合もあります。ロードサービスについては、保険会社によってサービスの付帯状況も異なるので忘れずにチェックしましょう。

自動車の任意保険に加入する際のポイント

任意保険に加入する際は、以下のようなポイントを押さえて加入しましょう。

  • ・保険会社の加入方法の違い
  • ・事故対応や担当者の対応レベル
  • ・保険会社ごとの補償内容の違い

それぞれについて解説します。

保険会社の加入方法の違い

保険選びのポイントの1つ目は、保険会社への加入方法の違いです。

先述しましたが、保険の主な加入方法は、ダイレクト型加入と代理店型加入です。以下の表に、それぞれの加入方法の違いによるメリットとデメリットをまとめました。

メリット デメリット
ダイレクト型加入
  • ・保険料が安い
  • ・加入時の手間を省ける
  • ・割引を利用できる
  • ・保険内容を電話で詳しく説明してくれる
  • ・全て自分自身で保険会社選びや補償内容の吟味、契約手続きが必要
代理店型加入
  • ・補償内容をプロの視点で判断してもらえる
  • ・加入手続きなどが楽
  • ・ディーラーや販売店の場合、車の購入時に加入手続きも可能
  • ・事故に遭った際には、代理店に連絡すれば手続きがスムーズ
  • ・ダイレクト型と比較して保険料が割増
  • ・加入時に出向いたり出向いてもらったりする必要がある

ダイレクト型での加入は、店舗運営費や手数料、人件費などを抑えられる分、保険料が安くなります。時間帯を気にせず加入が可能で、インターネットでの加入条件で割引可能な保険会社もあり、安くて手軽に加入できるのがメリットです。補償内容などに関しても、電話をすれば自宅にいながら情報を集められます。ただし、保険会社選びや加入手続きなどは、自分で行う必要があります。

一方、代理店加入の場合は、保険のプロが契約者に合ったプランを選んでくれる上、加入手続きもほとんどを代理店の担当者が行ってくれます。ディーラーや販売店などの代理店では、車の購入時に一緒に保険の加入もできるため、わざわざ保険手続きのためだけに出向く必要もありません。ただし、ダイレクト型と比較して、保険料が割高だったり割引がなかったりすることがほとんどです。

それぞれのメリットやデメリットを把握し、任意保険の加入保険会社を選択しましょう。

事故対応や担当者の対応レベル

事故対応の迅速さや担当者の対応レベルは保険加入時の考慮すべきポイントです。保険会社によって、事故発生時の対応には少なからず違いがあります。事故発生時の対応が迅速かどうかについては、保険会社のホームページや口コミ、体験した知人の経験などを参考に、事前に調べておきましょう

また、担当者の対応レベルについては、対応の質が担当者によって大きく違うことがないような仕組み作りがされているかの確認が必要です。

保険会社ごとの補償内容の違い

任意保険に加入する際のポイントとして、補償内容の違いがあります。対人対物損害補償などは、一般的に無制限の場合が多いため判断基準とするのは難しいでしょう。ただし、それ以外の保険の補償内容については、各保険会社やプランによっても違いがあります。

例えば、搭乗者保険や人身傷害保険は補償対象が重なる保険です。搭乗者に対する保険を自分がどうしたいかによっても契約方法は変わります。保険料を抑えたい場合には、どちらか一方だけに加入するのも選択肢の1つです。

他には、住んでいる地域や自分の車の使用状況で補償内容を選ぶのも大切なポイントです。例えば住んでいる地域が台風や洪水などが多い地域の場合には、自然災害による損害も補償対象となる車両保険に入るとよいでしょう。車の使用目的が、通勤などで毎日使う場合とレジャーなどでたまにしか使わない場合でも保険料も異なります。使用目的によって、保険料が違うか確認することも必要です。

特約やオプションサービスは、保険会社やプランによって大きく異なる場合もあります。補償内容を複数社やプランで比較することも大切です。

自動車の任意保険は複数社を比較して選びましょう

任意保険は、自動車を運転する場合の万が一に備える大切な保険です。自賠責保険の補償は限定的なため、補償されない分をカバーするのが任意保険の役割です。

任意保険の補償内容は、保険会社やプランによっても大きく異なります。加入方法の違いや担当者の対応なども考慮に入れて、自分に合った任意保険を選びましょう。

JAL保険ナビでは、18社の中の約40商品から補償内容やプランを選ぶことが可能です。さらに、保険のノウハウを持つプロの相談員が、適切な保険会社やプランを一緒に考えます。任意保険をどうしようか迷っている場合には、複数社比較が可能なJAL保険ナビで保険選びをしましょう。

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