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作成日:2016年8月1日
国によって異なる食事マナー
食器の取り扱いに対するマナー違反
たとえば韓国では日本と同じような食事マナーと勘違いしてしまいますが、食器の取り扱い方が多少異なります。韓国でも箸を使って食事をするため、基本的な食べ方に違いはありません。しかし、食器を手で持って食べるのはマナー違反となります。日本ではお椀は手で持って食べなければ行儀が悪いとされていますから、ついつい癖で食器を手に持ってしまう人もいます。さらに箸とスプーンといった2種類の道具を使うのもマナー違反となります。
イタリアではパスタの食べ方が日本とは異なります。日本のレストランではスプーンとフォークの2種類が出され、スプーンを使いながらくるくると麺を丸めて食べることがあります。イタリアでスプーンが出されたら、それはパスタ用ではなくスープ用であることが少なくありません。イタリアではパスタを食べる際に、基本的にフォーク1種類しか出てきませんから、日本では間違った食べ方が伝わりスプーンを使うのが上品だという文化ができあがっています。
イギリスでのスープの飲み方は、手前から向こう側に向けてスプーンを動かしスープをすくうのがマナーです。フランス式となるとお皿の奥から手前にすくう方法になります。どちらの国でもスープを飲むときに音を立てるのはマナー違反です。イタリアでスープパスタが出てきた場合は、フォークでパスタを食べてから、最後にスプーンでスープをすくい飲むのが正解です。
手で食べるのが基本のマナー?
海外旅行の際にイタリアでピザが出てきたらフォークとナイフで食べなければならないルールはありません。もちろんフォークとナイフを使っても良いですし、手で取ってそのまま食べても大丈夫です。しかし、基本的にできたてのピザは熱々で手で持ちにくいため、イタリア人はフォークとナイフを使って食べている人が多くなっています。せっかく海外旅行に行ったのですから、現地の人の様子を見ながら覚えていくのがおすすめです。
インドで食事をする際には、手で食べるのが基本となります。食事前にはよく手を洗って、右手のみを使い食事をします。左手は不潔とされているため食事を口に運ぶ際に使用してはいけません。ナンが出てきたら、細いほうから順番にちぎっていきます。手でちぎるときには左手を使っても問題ありません。ナンは一口で食べられる程度の大きさにちぎり、手の甲くらいのサイズに切ります。これを半分にして谷をつくり、カレーをすくって食べるのがインド流です。
海外旅行で注意したい残すのがルールの国
美味しくてついついすべて食べてしまう海外旅行の際の料理ですが、国によっては少しだけ残すのがマナーという場合もあります。日本では料理は作ってくれた人や、お百姓さんへの感謝の気持ちで残すのはマナー違反となっています。しかし、中国のように少し残したほうが、シェフへの賞賛となる国もあります。近年の中国では食べ残しを避けることから、ホテルやレストランで食べ残しが出ないよう注文を促がすところもあります。
韓国でも残すのがマナーとなっています。韓国ではたくさんのおかずが登場し、おかずは基本的におかわり自由のお店も多くなっています。全部食べる必要は無く、客人に無礼がないくらい料理を提供するのがマナーとなっています。少し残すくらいが、十分に足りたという意味を持っています。韓国も中国と同様に、昨今環境保全の意味から食事を残さないよう対処しているレストランやホテルなども見受けられています。
アジア圏の食事の場合でも、ビュッフェ形式の場合に大量に食事を持ってきて、食べきれずたくさん残すのはマナー違反となります。食事を少し残すというのはあくまでも客人をもてなす意味があって、シェフや招いてくれた人に対し料理を残すという意味となっています。
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