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作成日:2017年7月1日
旅行前に学ぶ「アメリカ飲酒ルール」
飲酒の年齢規定の違い
海外旅行先にアメリカを選ばれる方は少なくないと思います。日本とアメリカでは文化の違いがある事は言わずと知れていますが、中でも飲酒ルールは前もって把握しておく事が大切です。現地のルールは、アメリカ人はもちろん、観光客にも適応されますので、トラブルを起こさないためにも、飲酒にまつわる知識を備えましょう。
飲酒が許される年齢の違いもその一つです。日本では、お酒は二十歳になってからと法律で定められています。一方でアメリカでは、飲酒は21歳になってからと法律で制定されており、アメリカ50州全てに共通するルールです。二十歳の人が日本ではお酒を飲んでいるといっても、アメリカの観光中では法律違反となりますので注意が必要です。
そのような法律から、レストランやスーパー、バーなどお酒を取り扱う場所では、生年月日や顔写真がわかるIDの提示が求められます。飲食店によっては、確認しなくとも40歳以上の年齢に見える方はIDの提示を求められないケースがあるものの、40代以下に見える方には「May I see your ID, please?」とIDを求められるかもしれません。外国の人に比べ日本人は実年齢より若く見られる事が多いです。そのため、アメリカに観光で訪れた場合には、必ずパスポートを携帯しておく方が安心です。日本の免許証やパスポートのコピーでは確認が認められませんので注意して下さい。
公共の場で飲酒は出来ない
アメリカの州には、公共の場での飲酒が禁止されているところがあります。しかしそれは全ての州ではなく、一部の地域では屋外での飲酒を認められているところもあるのです。飲酒を禁じている場所には「No Alcoholic Beverages Allowed」という注意書きがされています。海外では歩きながら飲酒をしたり、ビーチで飲酒したりというイメージが強いかもしれません。ただ、それは飲酒が認められている地域でされている事です。禁止エリアでの飲酒は軽犯罪として扱われるケースもあります。
また、日本では飲酒運転をすると、運転手が法律違反により罰せられます。同乗者はお酒を勧めたり、飲酒しているのにも関わらず送迎をお願いしたりしなければ罰せられる事はありません。しかしアメリカの場合、運転手はもちろんの事、助手席や後部座席に乗っている人全てが飲酒してはいけない決まりです。
飲酒に限らず、車内にお酒が置いてあるのも違反にあたるため注意が必要です。たとえそれが空き瓶だったとしても指摘の対象になります。同乗者の飲酒そのものが禁止されているため、それらしき事に対しても違反の可能性があるという事です。ただし、開封前のお酒であれば問題ありませんので、開封後のお酒はトランクにしまうなど、しっかり処分する必要があります。
お酒の販売に関するルール
日本ではコンビニに行けば24時間いつでもお酒を買う事が出来ます。対してアメリカでは、州によってお酒の販売について厳しい規則があります。それは販売出来る時間帯や場所が限られている事です。お酒の種類によって販売場所が異なり、ビールなのか、あるいはアルコール度数の高いウォッカやウイスキーなのかという事で、販売場所は専門店に限られる事が地域によってあります。
また、販売出来る時間帯も州により差はあるものの、ルールが定められています。9時から17時まで、9時から26時までというように、時間の規則が厳しい事があるのです。そのため、規定がある地域は、販売出来ない時間帯になると閉店していくお店がたくさんあります。アメリカへ旅行に行った際には、時間や場所の規則を守り、お酒を楽しみましょう。
アメリカには、日本とは全く違った飲酒に関するルールがいくつか存在します。観光者だからといって、違反を許してくれる事ではありませんので、旅行先でお酒を楽しみたい場合は、前もってルールを学んでおくべきです。年齢制限や公共の場での飲酒、そのほか時間帯についてなど、ある程度目を通しておきましょう。
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