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2019年10月24日

旅行前に学ぶ「アメリカ運転ルール」

アメリカで運転するには国際免許は必要か

アメリカの大都市では電車などの公共交通機関がある程度整備されています。しかし、それ以外の地域は基本車社会といわれています。そのため、観光したい場所へ行くために車しか移動手段がないというケースもあるでしょう。もし旅行中に現地で運転したいのであれば、国際免許証の発行手続きを済ませておきましょう。

国際免許は各都道府県の警察署や免許センターで手続きをすれば発行してもらえます。日本の運転免許証を持っている人が対象です。免許取得する際に必要な実地試験や学科試験を受ける必要はなく、申請すれば交付されるものです。アメリカ以外の国であっても、原則、ジュネーブ条約加盟国であれば世界中で運転できる資格です。有効期限が設けられていて、発給されてから1年限りとなりますので、発行タイミングに注意しましょう。前回の旅行の際に発行してもらっているという場合でも、一度確認しておくと安心です。

日本で免許証を持っている人なら、アメリカの免許証も試験を受けるだけで取得できます。学科試験に合格して申請の予約手続きをすれば実地試験は免除され免許証が発行されますが、州によっては実地試験を別途で必ず受けなければといけないところがあります。自分が訪れようと思っているところのルールはどうなっているか、事前にチェックしておきましょう。

ただし、アメリカの道路標識など日本のルールとは異なる部分がいくつかあります。また日本の場合、車は左側通行ですが、アメリカでは右側通行です。このため左ハンドルの車が多く、右ハンドル主流の日本で運転してきた人はちょっと勝手が異なると感じるかもしれません。

日本人が間違えやすいルール

日本の感覚で運転すると、アメリカでは違うと感じることが多々あります。現地の免許を取得するなら試験を受けるので、このような決まりについても事前学習できます。しかし国際免許の場合、試験が行われないため自分でルールを把握するしかありません。日本人が特に混乱してしまうのは、ALL WAY STOPの道路標識です。全車一時停止という意味の標識です。ALL WAY STOPの場合、先に交差点に到着した車が優先的に出発します。先着車がいなくなったら、自分が進まないといけません。先着車両が道を譲ると譲られた方も困ってしまうのです。もし他車に道を譲っていると後の車にクラクションを鳴らされてしまう場合もあります。

ちなみに標識がなくても、信号の赤の部分が点滅している場合には同じ意味です。さらに停電などが起きていて信号がダウンしている場合も同じような形で通行します。この辺は日本人にはあまりなじみがないので、気を付けておきたい点です。

日本であれば赤信号が点灯していると進行方向に関わらず止まらないといけません。しかしアメリカは若干異なります。アメリカの場合、赤信号でも右折なら対向車の来ていないことが確認できれば曲がっても問題ないです。この場合も停車していると後ろからクラクションを鳴らされかねません。ただし左ハンドルがほとんどですから、右折する際には対向車線の状況をよく確認しなければいけません。同乗者がいれば助手席に乗ってもらって、一緒に確認して合図を出してもらうと安心です。

アメリカの習慣についても学習しよう

道路標識などを学習するほかにも、不文律のようなものがアメリカにはいくつかあります。それが日本ではあまりなじみがない、異なるメッセージのものもあるので注意しましょう。例えばハザードランプが点灯した際、日本人であればありがとうというサインだと思ってしまいがちです。しかしアメリカの場合、ハザードランプの点灯はクラクションと同じようなものと思ってください。緊急事態や危険を伝えるために行っています。日本でやっているのと同じような感じでハザードランプにて感謝を伝えようとしたら、相手が誤解してしまうことも起こりえます。

アメリカで感謝の意を伝える場合には、手を軽く上げる、笑顔で手を振るのが一般的です。口の動きで伝えることも有効です。日本人の場合、ついお辞儀をしてしまう人もいますが、アメリカ人にとってはあまり見慣れないリアクションなので、真意が伝わらないかもしれません。

日本の夜道、交差点で信号待ちをするときに、ヘッドライトを消す人がいます。対向車線の運転手がまぶしいからという、日本人ならではの気遣いです。しかしこれもアメリカで行ってしまうと、逆効果になりかねません。夜暗い中で停車している車がヘッドランプを消していると、怪しい車と思われる可能性があります。ですから相手に配慮する必要は全くなく、信号待ちしているときもヘッドライトはそのまま付けておきましょう。このように、アメリカで車を運転する際には左ハンドルであること以外にも気を付けるべきことがたくさんあります。国際免許を取得するだけでなく、事前に大まかなルールについてはチェックしておく必要があります。

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